3. 1990年代後半〜現在:多様化とサブジャンルの拡大
「オルタナティブ」が事実上のメインストリームとなった後、ジャンルは一気に細分化していきます。
ブリットポップの狂騒(UK): アメリカのダークなグランジに対するイギリスからの回答として、オアシス(Oasis)やブラー(Blur)といったバンドが、ビートルズなどから続く伝統的な英国メロディを復権させました。
Oasisは最近来日して大騒ぎでしたね。
ミクスチャーとエレクトロニクスの導入: レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)のようにファンクやヒップホップを融合させるバンドや、レディオヘッド(Radiohead)のように電子音楽のアプローチを取り入れてロックの構造自体を解体するバンドが登場しました。
2000年代のリバイバル: 2000年代に入ると、ザ・ストロークス(The Strokes)やアークティック・モンキーズ(Arctic Monkeys)などが、初期パンクの持つシンプルな熱量を現代に蘇らせる「ポストパンク・リバイバル」を起こします。
現在では、「オルタナティブ・ロック」という言葉は特定の音楽性を指すというよりも、「メインストリームのポップスとは異なる、独立した(インディー)精神を持ったロック」という広い意味合いで使われ続けています。
オルタナティブロックの歴史まとめ
海外のオルタナティブロックの歴史について3回の記事で解説しました。次回からは、このオルタナティブロックの歴史が日本のオルタナシーンにどのような影響を与えたのかについて解説していこうと思います。